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会社・事業を知る
積水化学グループのメディカル事業分野の企業として
「世界に際立つメディカルカンパニー」を目指します。
積水化学グループのメディカル事業を担っています。

積水化学グループは、「住宅カンパニー」「高機能プラスチックスカンパニー」「環境・ライフラインカンパニー」の3つの事業を柱とする、関連会社190社あまりを擁する企業グループです。私たちは、車両分野・IT分野・メディカル分野を主な事業とする「高機能プラスチックスカンパニー」に属し、2008年4月、積水メディカル株式会社として新たな飛躍のスタートを切りました。
4つの事業を営み、世界展開しています。

積水メディカルの事業が担う世の中での役割
治療の前に“検査”あり。臨床検査のニーズをささえる「検査薬事業部」と「検査用具事業部」

身体の具合が悪くなり、クリニックや病院へ診察を受けに行くと、医師の指示のもと一般的に検査・診断・治療という医療行為を受けます。まず、医師からの問診を受け、必要により採血や尿を採ったり、レントゲンやMRIなどの機器にて身体の状態を調べます。その後、それら検査の結果をもとに診断され、治療が施されます。
このように血液や尿などからその中の物質や活性を検出・測定することにより疾病の診断に使われるものを「体外診断用医薬品」(臨床検査薬)と呼びます。
当社は、その臨床検査薬や臨床検査にまつわる製品とサービスを世の中に提供し、「検査薬事業部」と「検査用具事業部」という2つの事業部にてビジネス展開し社会に貢献しています。
検査薬事業は、当社の主力事業であり、生化学、血液凝固、糖尿病、感染症の検査をおもな領域として臨床検査薬・分析装置の開発、製造、販売を行い、主に病院の検査室や検査センターに提供しています。脂質関連の開発力をベースに世界トップシェアの製品を有し、メタボ検診にも寄与しています。
検査用具事業は、検査のための採血を目的としたプラスチック製真空採血管等の開発・製造・販売を行い、主に病院の検査室や検査センターに提供しています。強度に優れたプラスチック製真空採血管を世界で初めて実用化し、検査中の破損事故防止、検査時間の短縮や検査値精度の向上に貢献しています。中間部材である血清分離剤、血液凝固剤なども提供しています。
治療薬を創る過程に幅広く携わる「医薬事業部」と「薬物動態研究所」

医薬品は、病気を治したり(治療薬)、検査・診断したり(臨床検査薬)、診療行為の一環として治癒に用いられるものです。そんな医薬品が新しく生まれるには、一般的に開発に10年以上かかると言われています。
治療薬を創る過程は、図にあるような「研究」、「非臨床試験」、「臨床試験」、「承認」、「製造」、「販売」、「再調査」といくつものステップを経て行なわれます。
「研究」過程は、新しい薬の種を探す作業。数十万~数百万の候補化合物について、薬理作用(薬効)を確認して、目的の作用を発揮する分子構造を見つけだします。
「非臨床試験」過程は、研究過程で見つけた候補物質を試験する作業。物質の有用性と安全性について、さまざまな評価試験を行います。
「臨床試験」過程は、厚生労働省が定める医薬品の臨床試験の実施基準(GCP)に沿って、実際に人に使って安全性を確かめる三段階の治験(新薬試験)を行います。第1相試験は少数の健康な成人による試験、第2相試験は薬の対象となる少数の患者さんによる試験、第3相試験は多数の患者さんによる試験。こうした段階を経ることにより、安全な薬が生まれるのです。
当社は、その治療薬を創る過程で「医薬事業部」と「薬物動態研究所」という2つの事業部のビジネスを通して製品とサービスを提供し、社会に貢献しています。
医薬事業は、治療薬を創る「製造」の過程に関わる受託をしています。岩手事業場では、アミノ酸製造の技術を活かし原薬(医薬品の活性成分)・医薬中間体などの化合物の受託製造を行なっています。一般の人になじみ深い風邪薬・目薬などの一般大衆薬(OTC)の原薬も製造しています。尼崎事業場では、有効成分を皮膚から持続的に吸収し、副作用も少ないテープ医薬(貼付型医薬品)の設計・開発・受託製造を行なっています。岩手・尼崎事業場ともに主に治療薬メーカー各社に製品を供給しています。
