技術担当(検査事業) 伊藤 奈央

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知識が活かせて、人と接する仕事がしたい。
積水メディカルの営業職は最適でした。

私は大学で無機化学を専攻。セラミックなど素材に関する研究を行いました。就職活動で仕事を選ぶにあたり、大事にしたいと思ったのは2つ。学んだ知識が活かせることと、人と接する機会が多いこと。就職サイトなどで「技術」「営業」といったキーワードで情報収集していたところ、ぴったりの職種が「MR」や「DMR」だとわかり、製薬業界を志望するようになりました。そして、積水メディカルにも応募。最初は検査薬のリーディングカンパニーであることも知らずに会社説明会に参加していました。説明会に来ていた社員の方々の雰囲気が優しくて、居心地の良さそうな会社だな…というのが第一印象。次に面接に臨んだところ、「技術をキチンと習得してから営業的な仕事を手がけたい」という私の将来プランのアピールを面接官はじっくりと受け止めてくれました。他社の面接では感じたことのなかった満足感があり、帰り道の間も楽しい気持ちだったことを今でも覚えています。その後、私の志向を理解した上で、内定を頂き、快諾。入社を決めました。それは、まさに私が求めていた「知識が活かせて、人と接する仕事」だったからです。

自社製品のデモンストレーション。
導入を検討するお客様との信頼を築きます。

技術担当として働く私たちのミッションの一つは、積水メディカルの検査薬や自動分析装置を、医療の最前線に紹介していくことです。自社製品の情報を提供するDMRと事前に綿密な打ち合わせを行い、どのようなポイントを重点的に訴求していけば自社製品を採用してくれるのか、お客様ごとに異なる受注までのストーリーを描いて臨んでいきます。その後、DMRがアポイントをセッティングした病院や検査センターを訪問。その場で実際に自社の装置・試薬の紹介やデモンストレーションを行います。実際の検体を用いて何千ものテストを行うこともあり、同じ施設に1週間通い続けることもあります。そこで医療現場の方々からいただく疑問――例えば実際の検査の進め方や検査性能についての技術的な質問や疑問――に答えていくのです。そうした日々の積み重ねによって製品導入が決まることはもちろん嬉しいのですが、お客様からの信頼を得られたと感じる瞬間が何より嬉しいですね。「また伊藤さんでよろしくね」と、医療現場の方から声をかけて頂いたり、DMRを介して伝え聞いたりするたびにやりがいを感じます。

お客様の隠された声を聞く。
定期訪問でのコミュニケーションが大事です。

技術担当のもう一つの大事なミッションが定期訪問。当社の製品をお使いの医療機関だけでなく、できるだけ数多くのお客様を訪問しています。そして製品紹介や質疑応答の合間に雑談をしながら、普段聞けない現状の課題や、検査設備についての不満点や要望を拾います。このヒアリングをすることによって、それぞれのお客様に合わせた次回以降の提案を考えることができ、サービスの質を上げることができるのです。日頃からコミュニケーションを取り、何でも気軽に話ができる関係を築きあげることが大事になります。

私の現在の担当エリアは、主に首都圏の病院や検査センターですが、遠い所だと新潟まで足を運ぶこともあります。そうした遠方訪問が続いた時は体力的にキツいと感じることもありますが、待っているお客様がいると思うと頑張れます。

納得のいく技術検討をできた日は、
大きな達成感があります。

訪問先での技術検討は、短くても2~3時間、時には夜遅くまでかかることもあります。その間、お客様先の検査室に入り、そこに設置してある装置を用いて検討材料となる性能データを収集していくのです。もし装置を止めてしまえば検査が止まってしまうため、セッティングや使用方法でミスはできません。事前に社内で予習をすることはもちろん、現場では指差し確認を行って操作するなど、緊張感の高い作業が一日中続くこともあります。それだけに、無事に仕事を終えた後の充実感は大きいですよ。同行したDMRと帰路で「お疲れさま」と言い合う。缶コーヒーで乾杯する。このひと時が、私を明日の仕事に向かわせます。知識と経験が増えるとできることが増え、お客様に喜んでもらえる。カスタマーサポートは大好きな仕事。私は将来、「カスタマーサポートセンターの技術担当のグループ長になる!」と公言しています。言い切ったからには、小さなことに悩んだりせず、確実に成長しなければなりません。絶対、昇進してみせます!

1日のスケジュール

  • 石井 絢子
  • 髙田 功大
  • 丸山 賢一
  • 伊藤 奈央
  • 叢 雅娜
  • 山田 有理子
  • 津村 沙織
  • 前田 健一
  • 小笠原 康介
  • 兼信 正貴
  • Brendan Devers
  • Shan Gao
  • Jonathan Ho

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