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仕事紹介 研究(医薬事業)

稲葉 義和 将来性あるテープ医薬の可能性を広げるべく、新製品開発の企画から製造移管まで幅広く挑んでいます。 医療事業部門 医薬事業部 尼崎研究開発センター 2001年入社 理学研究科化学専攻 博士

大学院で酵素の研究をしていた私にとって、
その延長線上に、酵素でアミノ酸をつくっている当社がありました。

当社に入社を決めた最大の理由は、大学院で学んだ知見が活かせ、さらに深く極めることが可能な研究開発業務があったからです。私が大学院で専攻していたのは有機化学、特に酵素による合成が研究テーマでした。一方、当社の岩手工場では、当時から高度な技術を駆使して酵素による合成でアミノ酸をつくっていたのです。入社後は、希望通り有機化学をコアスキルに、大学との共同研究や医薬品の製造プロセスの研究開発などの業務にたずさわり、スキルの幅を広げることができました。また、同時にいくつかの実績を上げることができました。

積水メディカルのテープ医薬製剤設計・製造技術は、
医薬大手からも不可欠なパートナーとして期待されています。

現在、私はこれまでの知識と経験を活かし、尼崎工場の開発センターで、テープ医薬の研究開発を担当しています。テープ医薬とは、皮膚から薬剤を吸収させる全身用の貼付薬を指します。心臓疾患やぜんそくの症状緩和などのために皮膚に貼付する製品などがあります。当社が開発するテープ医薬のほとんどは、国内外の製薬会社の製品として販売されます。製品の企画はお客様となる製薬会社が行うこともあれば、当社独自に企画し、製薬会社に提案する場合もあります。製剤設計はこの分野で一日の長があり、多彩なテープ素材技術を持つ当社が担当します。医薬品申請関係と販売はお客様、製造は高度な精密塗工技術を持つ当社が行うことになります。また研究開発のコアとなる製剤設計の期間は、1~3年です。

テープ医薬の特長を最大に活かす製剤設計には
独特のスキルが求められます。

私が担当する仕事は、テープ医薬の新製品の調査・企画から設計・試作・性能評価・製造対応に至るまでの研究開発全般です。テープ医薬には、経口薬や注射薬と異なる特長があります。それは、体内に薬剤が徐々に吸収されるため薬効が持続することと、副作用が出にくいというものです。製剤設計では、こうした特長をうまく引き出すことが求められます。それには、経皮吸収性や保存安定性、皮膚安全性など多角的な観点から研究開発を行わなければなりません。経口薬等と異なる技術やノウハウが必要なのです。研究開発はチームワークで複数のテーマを推進するスタイルなので、必要な知識等は周囲からすぐに吸収できます。私が培った有機化学についての知識が求められることも少なくないですね。

将来性の高いテープ医薬の研究開発全般を担当するから
世界中の人々の健康に貢献できることを肌で感じられます。

テープ医薬は、日本では医療機関でも市販薬でもまだ一般的ではありませんが、重要な存在になりつつあります。言い換えれば、将来性が有望な医薬品領域です。今後、私が研究開発のはじめから終わりまで関わった製品が世界中で上市される可能性があります。自分が開発した製品が多くの人々の健康に役立つこの仕事は、やり甲斐に満ちています。

8:20
出社 LC装置の起動など実験準備
8:30
メールチェック、同僚たちと打ち合わせ・確認
9:00
スケジュールに従って複数の実験を開始
12:00
昼食
13:00
実験再開
17:30
実験データの取りまとめ、考察
18:00
プレゼン用資料のまとめ。テストランの計画修正
18:30
実験の後片付け
19:00
退社
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