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ピコルミKL-6

※ご使用に際しては取扱説明書をよくお読みください。

血清中のKL-6は間質性肺炎において高値を示すことが報告されています。KL-6は1985年に河野らが発見したシアロ糖蛋白抗原であり、II型肺胞上皮細胞等に発現する分子量100万以上の巨大分子で、クラスター9に分類されているMUCー1に属するムチンです。

本キットによる血清中のKL-6値の測定は、EIA法との相関性が良好で、臨床性能試験においてもEIA法と同様に間質性肺炎における臨床的有用性が確認されました。本キットを用いた多施設での臨床性能試験成績では、間質性肺炎での血清中のKL-6値は、健常者及び他の呼吸器疾患に比較して有意に高値を示しました。また、ROC分析において、血清中のKL-6値は診断的有用性が高い指標であることが確認されました。さらに、血清中のKL-6値は間質性肺炎の活動性症例では非活動性症例に比較して有意に高いことから疾患活動性の把握に有用性が認められました。また、経過観察症例においても間質性肺炎の病態を反映して推移することが認められました。

※注意事項に関しては、添付文書をご参照下さい。

使用目的

血清中のシアル化糖鎖抗原KL-6の測定

特徴

  1. 間質性肺炎に特異性が高く、他疾患との鑑別診断に優れます。
  2. 活動性の間質性肺炎では、非活動性に比べ高値に分布します。
  3. 間質性肺炎の症状改善、悪化に伴い有意に測定値が変動します。
  4. ピコルミKL-6は自動測定が可能であり、1回の測定で広い測定レンジ(51~10200U/mL)を短い時間(反応時間約20分)で測定できます。
  5. ピコルミKL-6は、エイテストKL-6(EIA法)と良く相関します。

測定原理

抗KL-6マウスモノクローナル抗体(以下、抗KL-6モノクローナル抗体)を結合したビーズを固相とし、電気化学的変化で発光するルテニウム(Ru)錯体を標識した抗KL-6モノクローナル抗体を用いたサンドイッチ法による電気化学発光免疫測定法(ECLIA:Electrochemiluminescence immunoassay)を原理としています。

<第一反応>
抗KL-6モノクローナル抗体を固相化させたビーズに検体を加えると、KL-6はその量に応じてビーズの固相抗体と結合します。
<第二反応>
次に未反応物を洗浄除去し、ルテニウム標識抗KL-6モノクローナル抗体を加えて反応させると、結合したKL-6の量に応じた固相抗体-抗原-ルテニウム標識抗体からなるサンドイッチ結合物を形成します。
<第三反応>
未反応物を洗浄除去した後、電極上にて電気エネルギーを加えると、結合したルテニウム標識抗体量に応じてルテニウム錯体が発光します。
<測定>
固相に結合したルテニウム錯体の発光量は、検体中のKL-6量を反映しているので、その発光量を標準抗原液又はキャリブレーター液の発光量と対比することにより検体中のKL-6濃度を測定します。

包装

ピコルミKL-6・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1箱〔100回測定用〕
<別売品包装>
 ・ピコルミKL-6標準抗原(4濃度入)・・・・・・・・・・・・・・1箱
 ・ピコルミBF洗浄液・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
 ・ピコルミ発光電解液・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本

※ピコルミKL-6の検体希釈液は、補充用の別売品(6本包装)もあります。

試薬構成

ピコルミKL-6

 ・抗KL-6抗体結合ビーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3mL×1本
 ・ルテニウム標識抗KL-6抗体液・・・・・・・・・・・・・・・・・25mL×1本
 ・検体希釈液・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55mL×1本
 ・反応用溶液・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25mL×1本
 ・キャリブレーター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.5mL×1本

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当ページは、当社製品を適正にご使用いただくため、国内の医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師、臨床検査技師、看護師など)のみなさまを対象に作成したものです。国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。