積水メディカル株式会社

積水メディカル株式会社（社長：田頭　秀雄、東京都中央区、以下「積水メディカル」）は、国立大学法人岡山大学が保有するMATEsトランスポーター特許権（特許番号 第4752068号、第5590590号、第5167547号）を譲り受けましたので、お知らせ致します。産業界に、広く、適正に利用されることを目指して、同特許権は岡山大学と弊社の共有名義とし、同特許権実施許諾に関する業務は弊社が実施します。

＜MATEsと医薬品開発＞
米国食品医薬品局、欧州医薬品庁、及び厚生労働省から、医薬品開発における薬物間相互作用ガイドライン（案を含む）が出されており、医薬品開発において、MATEsを始めとするトランスポーターを介した薬物相互作用に関するin vitro試験系を実施することが推奨されています。
MATEs発現細胞の製造・販売、MATEsに関する試験実施、MATEsをターゲットにした医薬品の開発を国内で実施する場合には、同特許権実施許諾が必要となります。
弊社では、MATEsを含むトランスポーターによる薬物相互作用評価の受託試験を実施しており、医薬品開発支援の一端を担っています。

MATEsトランスポーターに関するスクリーニング、及び申請用試験を実施する場合には、特許権実施許諾を受けていただく必要があります。また、MATEsトランスポーター製品についても、特許権実施許諾を受けている製品のみ使用することができます。