血清中シアル化糖鎖抗原KL-6測定用試薬
Eテスト「TOSOH」II(KL-6)
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対象として作成しております。
- ※ご使用に際しては添付文書をよくお読みください。

本試薬は、EIA(IEMA)法によるシアル化糖鎖抗原 KL-6の測定用試薬キットです。
使用目的
血清中のシアル化糖鎖抗原(KL-6)の測定
特長
- 1.抗KL-6マウスモノクローナル抗体を用いた1ステップサンドイッチEIA(IEMA)法です。
- 2.磁性ビーズに固定化された抗体と酵素標識された抗体が試薬カップに凍結乾燥状態で封入されているため、試薬調製の必要がありません。
- 3.抗原抗体反応から蛍光測定まで専用の試薬カップ内で行われるため、コンタミネーションやキャリーオーバーがほとんどありません。
- 4.全自動エンザイムイムノアッセイ装置を用いて、短時間で自動測定できます。(抗原抗体反応時間は10分)
- 5.放射性同位元素を使用していませんので、そのための特殊な設備を必要としません。
測定原理
本法の原理は、抗KL-6 マウスモノクローナル抗体を用いた1 ステップサンドイッチEIA(IEMA)法です。磁性ビーズに固定化された抗KL-6 マウスモノクローナル抗体と、酵素としてアルカリ性ホスファターゼが標識された抗KL-6 マウスモノクローナル抗体とが、凍結乾燥体として試薬カップに封入されています。
この試薬カップに分注水と検体を添加すると、凍結乾燥試薬が溶解し抗原抗体反応が開始します。一定時間、一定温度で抗原抗体反応をした後、洗浄水で洗浄することにより、未反応の酵素標識抗体と検体成分を除去します(B/F 分離)。
その後、磁性ビーズに結合した酵素活性を測定するために酵素基質として4-メチルウンベリフェリルりん酸を添加し、酵素反応の結果得られる蛍光物質(4-メチルウンベリフェロン)の生成速度を測定することにより、血清中のKL-6 濃度を知ることができます。
包装
品名 | 包装 | ||
---|---|---|---|
Eテスト「TOSOH」II(KL-6)免疫反応試薬セット | 100回測定分 | ||
Eテスト「TOSOH」II(KL-6)標準品セット | 6濃度×2本 | ||
Eテスト「TOSOH」II (KL-6)検体希釈液 |
4.0mL入り×4本 | ||
Eテスト「TOSOH」II基質セット(※) | Eテスト「TOSOH」II基質 | 100mL用×2本 | |
Eテスト「TOSOH」II基質溶解液 | 100mL入り×2本 | ||
Eテスト「TOSOH」II洗浄液 | 100mL×4本(※) | ||
Eテスト「TOSOH」II分注液 | 100mL×4本(※) |
- ※本品に関する詳細は東ソー株式会社までお問合せ下さい。
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