フィブリン分解産物キット
ラピッドチップ Dダイマー
当ページは医療関係者のみなさまを
対象として作成しております。
- ※ご使用に際しては添付文書および取扱説明書をよくお読みください。
ラピッドチップ Dダイマー
深部静脈血栓症(DVT)、肺血栓塞栓症(PE)の診断補助に、Dダイマー測定を!
Dダイマー(D-Dダイマー)は、血液凝固・線溶系において活性型第ⅩIII因子作用によりクロスリンクを受けた安定化フィブリンがプラスミンによって分解されたフィブリン分解産物の一種であり、血中にはYY/DXD、YD/DY、DD/Eなど様々な分子種のDD複合体(Dダイマー)が存在します。
血中Dダイマーの増加は、生体内で血栓が形成され線溶が働いたことを証明するものであり、悪性腫瘍、産科疾患、血管病変、播種性血管内凝固症候群(DIC)、深部静脈血栓症(DVT)、肺血栓塞栓症(PE)などの診断において有用であることが知られています。
ラピッドチップ Dダイマー(試薬)仕様

薬効分類名 | 体外診断用医薬品 |
---|---|
認証番号 | 225ADAMX00125000 |
包装 | テストデバイス 20個(付属品 CALカード1枚) |
貯蔵方法 | 2~10℃ |
適用検体 | 血漿又は全血(クエン酸、ヘパリンによる) |
---|---|
検体量 | 120μL |
反応時間 | 10分 |
測定範囲 | 0.2~15µg/mL |
参考基準範囲 | 1.0µg/mL以下 1) |
測定方法 | イムノクロマト法(金コロイド) |
定量方法 | 専用リーダーで反射光強度測定 |
- 1)涌井 昌俊、他:臨床検査ガイド2003-2004,p.639(2013)
品名 | 包装 | 貯蔵方法 |
---|---|---|
Dダイマーコントロール | 0.5mL×2濃度×1本 | 2~10℃ |
- ※体外診断用医薬品ではありません。
ラピッドピア操作方法(動画)
POCT(迅速検体検査) 製品一覧
当ページは、当社製品を適正にご使用いただくため、国内の医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師、臨床検査技師、看護師など)のみなさまを対象に作成したものです。国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。