
会社選びの基準として重視したのは、
「この人と働きたい」と思える先輩が
どれだけいるかでした。
大学で会計学を学んだ私は、就職活動では業界と職種を縛らずに、幅広く自分の可能性を探していました。実際に、80社ほどの面接を受け、少しずつ志望企業を絞り、最終的に積水メディカルを含め4社から内定を頂きましたが、製薬、電子機器メーカー、鉄道系施工会社、小売業と、業種はすべて異なります。その中から当社を選んだ決め手は「人」です。内定を頂いた企業全ての内定者懇親会に顔を出し、また、人事担当者にアポイントをとり、社内を案内して頂きました。「この人達と一緒に働きたい」と率直に思ったのが積水メディカルでした。また「製薬業界という社会に対する貢献度が高い企業で働ける点」も後押しとなりました。
つくば工場の利益率を最大化するために、
会計の視点で様々な管理を行っています。
現在はつくば工場に勤務し、製造設備など2000を超える資産の管理や工場の運営上でかかる様々な経費の管理、龍ヶ崎市に対する税金の申告など、工場経理業務全般を担当しています。
本社で働いていた時とは異なり、原材料をどこからどう仕入れて、どれほどストックし、どのような人員と設備で、どういった製品を製造し、どれだけの数量をどこに出荷していくのか間近で把握できるので、検査薬メーカーの管理スタッフ職としてどのように業務を進めていくのが最善か、とても勉強になるポジションです。


若手に大胆に重要な仕事を任せる社風は
管理スタッフ職でもまったくかわりません。
当社の社風には、若手に大胆に仕事を任せるという面があります。私も、入社4年目の時、中国にある関連会社に積水化学グループ共通のシステムを導入するという海外プロジェクトに参加するチャンスが与えられました。担当は会計システムの導入です。
最初は出張ベースで北京と上海に通っていたのですが、導入本番前の一ヶ月間は現地に張り付いて導入支援を行っていました。ですから無事にカットオーバーできた時は感動しました。つくば工場でもこれから大きな役割を任されそうで、今からワクワクしています。
経理として学んでいくべきことが、
まだまだたくさん残されています。
新人の頃、資料作成時や会計処理時に、先輩から「あるべき数値に計算が合わなかったら、電卓をたたいて目星をつけろ!」と言われたことを、今でもよく思い出します。その先輩は、扱っている数字の中身をきちんと理解することの大切さを教えてくれたのだと思います。
管理業務担当者として着実にスキルアップしてきたと感じていますが、最近でも数字に頭を悩ませることは多いですね。実力はまだまだ。今後は原価管理のスキルを磨き、資金面から工場の最適な運営をサポートし、利益の増大に貢献したいと考えています。
