血清中PIVKA-II測定用試薬

AIA-パック CL® PIVKA-II

当ページは医療関係者のみなさまを
対象として作成しております。

  • ご使用に際しては添付文書をよくお読みください。

本品はCLEIA法による血清中の異常プロトロンビン(PIVKA-II)測定用試薬です。PIVKA-IIは、ビタミンK欠乏時に肝細胞から合成される異常プロトロンビンであり、肝細胞癌で特異的に上昇します。PIVKA-IIはAFP(α-フェトプロテイン)とは相関性のない相補的なマーカーであり、肝細胞癌の診断や、治療効果の判定及び再発時の診断補助に有用とされています。

使用目的

血清中の異常プロトロンビン(PIVKA-II)の測定
(悪性腫瘍の診断補助等)

特長

  1. 1.抗PIVKA-IIマウスモノクローナル抗体(MU-3)と抗プロトロンビンマウスモノクローナル抗体を用いた2ステップサンドイッチ化学発光酵素免疫測定法(CLEIA法)です。
  2. 2.高精度かつワイドレンジ(5.0~75,000mAU/mL)にPIVKA-IIの測定ができます。
  3. 3.全自動化学発光酵素免疫測定装置(AIA-CL2400、AIA-CL1200)を用いて、短時間(15分)で自動測定できます。
  4. 4.検体量が5µLと微量です。

測定原理

本法の原理は、抗PIVKA-Ⅱマウスモノクローナル抗体(MU-3)と抗プロトロンビンマウスモノクローナル抗体を用いた2ステップサンドイッチ化学発光酵素免疫測定法(CLEIA法)です。反応試薬の試薬カップには2つのセル(セル(1)、セル(2))があります。

セル(1)には磁性微粒子に固定化された抗PIVKA-Ⅱマウスモノクローナル抗体を含む凍結乾燥体が、セル(2)には酵素としてアルカリホスファターゼが標識された抗プロトロンビンマウスモノクローナル抗体の凍結乾燥体が封入されています。

この試薬カップのセル(1)に分注水と検体を、セル(2)には分注水を加え、それぞれ凍結乾燥試薬を溶解します。検体が注入されたセル(1)においては凍結乾燥試薬が溶解すると同時に第一反応が開始します。一定時間、一定温度でインキュベートした後、洗浄水で洗浄することにより、未反応の検体成分を除去します(B/F分離)。

B/F分離後、セル(2)の内容物を一定量、セル(1)に移すことにより第二反応が開始されます。一定時間、一定温度でインキュベートした後、洗浄水で洗浄することにより、未反応の酵素標識抗体を除去します(B/F分離)。

B/F分離後、磁性微粒子に結合した酵素活性を測定するために基質としてDIFURATを添加し、酵素による分解で得られる発光強度を測定することにより、検体中のPIVKA-Ⅱ濃度を知ることができます。

包装

品名 包装
AIA-パックCL® PIVKA-Ⅱ 反応試薬 96回測定分
基質セット(AIA-パックCL®用)※1※2
基質液
基質補助液

50mL入り×2本
50mL入り×2本
基質セット(AIA-パックCL®用)※1※2
基質液
基質補助液

100mL入り×2本
100mL入り×2本
洗浄液(AIA-パックCL®用)※1※2 150mL入り×4本
分注液(AIA-パックCL®用)※1※2※3 100mL入り×4本
分注液(AIA-パックCL®用)※1※2※4 60mL入り×4本

関連製品※1

品名 包装
AIA-CL用 PIVKA-Ⅱ 較正試薬セット 較正試薬(1)、(2):
各6回較正分
AIA-CL用 検体希釈液 A※2 72回分
  1. ※1これらの製品は別売です。(体外診断用試薬品ではありません。)
  2. ※2本品に関する詳細は東ソー株式会社までお問い合わせください。
  3. ※3装置自動調整用
  4. ※4用手法調整用

当ページは、当社製品を適正にご使用いただくため、国内の医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師、臨床検査技師、看護師など)のみなさまを対象に作成したものです。国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。