血中PIVKA-II測定用試薬
ステイシアCLEIA PIVKA-II
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本製品は、化学発光酵素免疫測定法による血清又は血漿中の異常プロトロンビン(PIVKA-II)の測定用試薬で、全自動臨床検査システムSTACIA®により測定が可能なPIVKA-IIキットです。
使用目的
血清又は血漿中の異常プロトロンビン(PIVKA-II)測定(悪性腫瘍の診断の補助等)
特長
- 1.PIVKA-IIが迅速に精度よく定量測定できます。
- 2.広範囲(10~75,000mAU/mL)の測定が可能です。
- 3.高速処理(時間270検体)、24時間連続測定可能な全自動臨床検査システム「ステイシア」を用いてPIVKA-II測定ができます。
測定原理
本品は、化学発光酵素免疫測定法(CLEIA:Chemiluminescent Enzyme Immunoassay)を原理とする異常プロトロンビン(PIVKA-II)測定試薬です。
検体中のPIVKA-IIと抗PIVKA-IIマウスモノクローナル抗体結合ビーズ(ビーズ)を反応させ、ビーズ-PIVKA-II複合体を形成させる。これにアルカリフォスファターゼ標識抗プロトロンビンマウスモノクローナル抗体(ALP標識抗体)を加えると、ALP標識抗体はビーズ-PIVKA-II複合体と反応し、ビーズ-PIVKA-II-ALP標識抗体複合体を形成する。これに、2-クロロ-5-(4-メトキシスピロ{1,2-ジオキセタン-3,2'-(5'-クロロ)-トリシクロ[3.3.1.13,7]デカン}-4-イル)-1-フェニルホスフェート・二ナトリウム(CDP-Star)を加えると、CDP-Starは複合体のALPにより加水分解され発光します。この発光量を測定することにより検体中のPIVKA-II濃度を求めることができます。
包装
反応用溶液 | 7mL×1本 |
抗PIVKA-IIモノクローナル抗体結合ビーズ液 | 7mL×1本 |
アルカリフォスファターゼ標識抗プロトロンビンモノクローナル抗体液 | 12mL×1本(100回測定用) |
PIVKA-II キャリブレーター | 5濃度×1本 |
生化学・免疫 製品一覧
- KL-6
- PIVKA II
- 日立自動分析装置 3500用試薬
- LABOSPECT専用試薬
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