ヒトL型脂肪酸結合蛋白(L-FABP)キット
ノルディア® L-FABP
当ページは医療関係者のみなさまを
対象として作成しております。
※ご使用に際しては添付文書をよくお読みください。
操作方法
試薬の調製法
- 試薬①:
- L-FABP緩衝液①をそのまま使用します。
- 試薬②:
- L-FABPラテックス試液②をそのまま使用します。
本品を使用する前には、L-FABPラテックス試液②の試薬ボトルを静かに転倒混和して使用してください。また、泡立ちのないことを確認のうえ、使用してください。
測定(操作)法
本品は各種の自動分析装置で使用されますので、その操作方法の一例を示します。

- ※1随時尿又は蓄尿(酸性およびトルエン蓄尿を除く)
- ※2吸光度I、II:主波長570nmと副波長800nmの吸光度の差
- 検量用物質:
- L-FABPキャリブレーター(当社指示値)
- 試薬ブランク:
- 生理食塩液
測定結果の判定法
1.測定値の補正
測定値は、尿中クレアチニン量で補正して尿中クレアチニン1g当たりのL-FABP量(µg/gCr)で算出します。
【換算式】 L-FABP(µg/gCr)=L-FABP(ng/mL)÷Cr(mg/dL)×100
2.参考基準範囲
健常人412例の尿中L-FABP量から算出された参考基準範囲は8.4µg/gCr以下と報告されています。
(参考文献:Kamijo A他:Diabetes Care 34(3), 691 (2011))
生化学・免疫 製品一覧
- KL-6
- PIVKA II
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