グリコヘモグロビンA1cキット
(RE)ノルディアN HbA1c
当ページは医療関係者のみなさまを
対象として作成しております。
※ご使用に際しては添付文書をよくお読みください。
特長

- ヘモグロビンのβ鎖N末端の糖化ジペプチドを特異的に測定します。
- 各種自動分析装置への適用が可能です。
- 反応セルの汚染がありません。
- ノンキャリブレーションでの試薬安定性が良好です。
測定原理

前処理
全血を遠心分離して得た赤血球を溶血させ、ヘモグロビンをメト化してメトヘモグロビンとします。
第一反応
プロテアーゼの作用によりヘモグロビンβ鎖N末端の糖化ジペプチド(フルクトシル-VH)を切出します。 メトヘモグロビンを吸光度を測定してヘモグロビン濃度を求めます。
第二反応
糖化ジペプチド(フルクトシル-VH)に、フルクトシルペプチドオキシターゼ(FPOX)を作用させ、生成した過酸化水素がパーオキシダーゼの存在下で発色剤を発色させます。この吸光度を測定することによりHbA1c濃度を求めます。
HbA1c(%)への演算式
HbA1c(NGSP値%)=91.5×HbA1c(µmol/L)/Hb(µmol/L)+2.15
参考文献:Wieland Hoelzel, Cas Weykamp, et al : Clin. Chem. 50 :166-174, 2004
包装
名称 | 包装 | 貯蔵方法 | |
---|---|---|---|
(RE)ノルディアN HbA1c | HbA1c試薬① | 30mL×2 | 2~10℃ 遮光 |
HbA1c試薬② | 10mL×2 | 2~10℃ | |
ノルディア®N HbA1c用 HbA1c前処理液※ | 200mL×2 | 室温(2~30℃) | |
(RE)ノルディアN HbA1c用 HbA1c用キャリブレーター※ | 1mL用×2濃度×3 | 2~10℃ | |
(RE)ノルディアN HbA1c用 HbA1c用コントロール※ | 1mL用×2濃度×6 | 2~10℃ | |
ノルディア®N HbA1c用 HbA1cブランク液※ | 5mL×1 | 2~10℃ |
- ※体外診断用医薬品ではありません。
本品の構成試薬には別包装があります。当社までお問合せください。
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