血清中シアル化糖鎖抗原KL-6測定用試薬
ステイシアCLEIA KL-6
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本品は、化学発光酵素免疫測定法(CLEIA:Chemiluminescent Enzyme Immunoassay)を原理とするシアル化糖鎖抗原KL-6(KL-6)測定試薬です。
- ※注意事項に関しては、添付文書をご参照下さい。
使用目的
血清又は血漿中のシアル化糖鎖抗原KL-6の測定
特徴
- 1.間質性肺炎に特異性が高く、他疾患との鑑別判断に優れます。
- 2.活動性の間質性肺炎では、非活動性に比べ高値に分布します。
- 3.間質性肺炎の症状改善、悪化に伴い有意に測定値が変動します。
測定原理
本品は、化学発光酵素免疫測定法(CLEIA:Chemiluminescent Enzyme Immunoassay)を原理とするシアル化糖鎖抗原KL-6(KL-6)測定試薬です。
検体中のKL-6と抗KL-6マウスモノクローナル抗体結合ビーズ(ビーズ)を反応させ、ビーズ-KL-6複合体を形成させます。これにアルカリフォスファターゼ標識抗KL-6マウスモノクローナル抗体(ALP標識抗体)を加えると、ALP標識抗体はビーズ-KL-6複合体と反応し、ビーズ-KL-6-ALP標識抗体複合体を形成します。これに、2-クロロ-5-(4-メトキシスピロ{1,2-ジオキセタン-3,2' -(5' -クロロ)-トリシクロ[3.3.1.13,7]デカン}-4-イル)-1-フェニルホスフェート・二ナトリウム(CDP-Star)を加えると、CDP-Starは複合体のアルカリフォスファターゼにより加水分解され発光する。この発光量を測定することにより検体中のKL-6濃度を求めます。
包装
反応用溶液 | 12mL×1本 |
抗KL-6モノクローナル抗体結合ビーズ液 | 7mL×1本 |
アルカリフォスファターゼ標識抗KL-6モノクローナル抗体液 | 12mL×1本 |
KL-6 キャリブレーター | 5濃度×1本 |
生化学・免疫 製品一覧
- KL-6
- PIVKA II
- 日立自動分析装置 3500用試薬
- LABOSPECT専用試薬
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