梅毒検査用試薬
メディエース®TPLA®
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梅毒はTreponema pallidum(TP)菌の感染によって起こる疾患です。現在利用されている梅毒の血清検査法は、カルジオライピンなどの脂質抗原を用いる方法(STS)と、TP菌由来の抗原を用いる方法があります。これら2種類の検査法は感染後の検査時期によって異なる結果を示すことから合わせて行われ、感染や病状の判定がなされています。
積水メディカルの「メディエース®TPLA®」「メディエース®RPR」は、これら2種類の検査法を世界で初めて完全自動化することができた梅毒検査用試薬です。人工担体であるラテックス粒子を用い、ラテックス比濁法を利用した原理によって血清中の抗TP抗体および梅毒抗脂質抗体を迅速に測定する試薬です。
特長
トレポネーマ抗体キット メディエース®TPLA®

- 製造販売承認番号:20900AMZ00373000
- 保険適用:TPHA試験(定量)に準じますので、TPHA試験と同様に「定性・定量」にて申請できます
- 測定単位:本試薬の測定単位はT.U.(TITER UNITS)であり、1,280T.U.はTPHA試験の1,280倍に相当します
- WHO国際標準品を測定した場合、1T.U.=2mIUとなります
包装
名称 | 包装 | 貯蔵方法 | |
---|---|---|---|
メディエース®TPLA®(A) | 検体希釈用緩衝液 | 18mL×4 | 2~8℃ |
ラテックス懸濁液 | 10mL×1 | ||
メディエース®TPLA®(M) | 検体希釈用緩衝液 | 49mL×2 | 2~8℃ |
ラテックス懸濁液 | 14mL×1 | ||
メディエース®TPLA®(L) | 検体希釈用緩衝液 | 32.2mL×2 | 2~8℃ |
ラテックス懸濁液 | 4.6mL×2 | ||
TPLA標準液※ | 梅毒陽性ヒト血清 | 2mL×5濃度×1 | 2~8℃ |
梅毒陽性コントロール※ | 梅毒陽性ヒト血清(2濃度) | 3mL×2濃度×1 | 2~8℃ |
TPLA中和試験用試薬※ | TP精製抗原液 | 10µL×10 | 2~8℃ |
- ※この製品は体外診断用医薬品ではありません。
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