新生児マススクリーニング用測定試薬

NeoSMAAT®(ネオスマート)

当ページは医療関係者のみなさまを
対象として作成しております。

  • ご使用に際しては取扱説明書をよくお読みください。

試薬の調製方法(192検体分)

使用する室内の温度は2~30℃に保つようにして下さい。

1. アミノ酸内部標準原液及びアシルカルニチン内部標準原液の希釈(内部標準溶液の調製)

アミノ酸内部標準原液(1本):
全量を使用します。
アシルカルニチン内部標準原液(1本):
全量を使用します。
  1. 内部標準溶液の移し変え
    アミノ酸内部標準原液(1本)及びアシルカルニチン内部標準原液(1本)の各全量を1つのメスフラスコ(20mL)に移します。
  2. 空きビンの洗いこみ
    溶液を移し変え終えた空きビンを1mL程度のメタノールで洗いこみ、そのメタノールを同じメスフラスコに移します。
  3. 繰り返し
    洗いこみ操作をもう一度繰り返します。
  4. ビンのフタの洗いこみ
    ビンのフタもメタノールで洗いこみ、メスフラスコに移します。
  5. メスアップ
    メタノールを用いて20mLにメスアップします。
  6. 撹拌
    栓をして良く撹拌します。

2. アミノ酸チェック原液及びアシルカルニチンチェック原液の希釈(チェック液の調製)

アミノ酸チェック原液:
10µLを使用します。
アシルカルニチンチェック原液:
10µLを使用します。
  1. チェック原液の添加
    マイクロテストチューブにアミノ酸チェック原液及びアシルカルニチンチェック原液をマイクロピペットでそれぞれ10µLを同一のチューブに添加します。
  2. 内部標準溶液の添加
    そのマイクロテストチューブに内部標準溶液100µLをマイクロピペット(または連続分注器)で添加します。
  3. 撹拌
    フタを閉め良く撹拌します。
  4. 溶液の移し変え
    得られた溶液を別のマイクロプレート(V底)に移します。(チェック液とします)。
  5. 感度確認
    測定サンプルの測定量と同量のチェック液をMS/MSに注入し、MS/MSの感度の確認を行います。

調製後のチェック液から得られるピーク強度は、内部精度管理濾紙血液検体の低濃度(Low)より得られる測定サンプルのピーク強度と同程度となるように濃度を調整しています。ピークが検出されない場合、機器のメンテナンスを実施してください。

測定サンプルの調製方法

内部精度管理濾紙血液検体は室内温度(2~30℃)に戻してから使用します。

1. 検体の打ち抜き

  1. パンチャーによる打ち抜き
    測定検体または内部精度管理濾紙血液検体をマイクロプレート(平底)に打ち抜きます。
  2. コンタミ防止
    検体打ち抜きごと(測定検体または内部精度管理濾紙血液の濃度ごと)に濾紙の白い面(血液が付着していない箇所)を2回程度打ち抜きます。

2. 検体の固定化

  1. 固定化液の調製
    固定化液をメタノール/アセトン/精製水=7/7/2の容量比率で混合し、調製します。
  2. 固定化液の添加
    調製した固定化液10µLをマイクロピペット等でウェル内の検体に添加します。
  3. 静置
    マイクロプレート用のシールをして10分間静置します。
  4. 乾燥
    マイクロプレート用のシールをはがして恒温器(37℃)で30分間乾燥させます。

3. 検体の前処理

  1. 内部標準溶液の添加
    内部標準原液を希釈して調製した内部標準溶液100µLを各ウェルの検体にマイクロピペット(または連続分注器)等で添加します。
  2. 振とう
    再度、マイクロプレート用のシールをし、室内温度(2~30℃)で45分間振とう(プレートミキサーを使用し、600~700rpm)させます。
  3. 遠心操作
    必要に応じてマイクロプレートを軽く遠心操作し、各ウェル内の液滴を落とします。
  4. プレートへの移し変え
    得られたサンプルを別のマイクロプレート(V底)に移して、測定サンプルとします。

ガードカラム(カートリッジカラム+専用ホルダー)の使用方法

専用ホルダーにカートリッジカラムを装着して使用してください。

1. ガードカラムの組み立て

  1. 流路方向の確認
    カートリッジカラムの流路方向(『Flow⇒』)を確認しておきます。
  2. 専用ホルダーへセット
    専用ホルダーの流路方向とカートリッジカラムの流路方向(『Flow⇒』)に注意し、カートリッジカラムをホルダー内部に入れ、手で回し締めます。
  3. 固定
    レンチ等を用いて締め付けてください。ガードカラムの締め付け過ぎに注意してください。

カートリッジカラムの交換は500検体ごとを目安に交換してください。所定の検体数を超えると測定値に影響を及ぼすことがあります。

2. ガードカラムの流路への接続

  1. 流路の接続
    サンプルインジェクターとMS/MSの流路の間に接続します。
    装着時に確認しておいたカートリッジカラムの流路方向を流路に合わせます。
  2. 液漏れの確認
    送液ポンプをスタートさせ送液を開始し、流路及びガードカラムから移動相の液漏れがないかを確認します。液漏れの確認は、測定前に必ず実施してください。

当ページは、当社製品を適正にご使用いただくため、国内の医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師、臨床検査技師、看護師など)のみなさまを対象に作成したものです。国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。