アルブミンキット
ノルディア®U-ALB
当ページは医療関係者のみなさまを
対象として作成しております。
※ご使用に際しては添付文書をよくお読みください。
特長

- ラテックス競合法により、原理的に高濃度域でのフック現象が見られません。
- 高感度に尿中の微量アルブミンを測定できます。
測定原理
ラテックス免疫比濁法<競合法>

ダイヤグラム(日立7170S)

検量線の例

トレーサビリティ連鎖図

糖尿病腎症の病気分類と治療※1
病期 | 尿蛋白 (アルブミン) |
GFR 腎機能 |
主な治療 |
---|---|---|---|
第1期 (腎症前期) |
正常 | 正常 ときに高値 |
血糖コントロール |
第2期 (早期腎症) |
微量アルブミン | 正常 ときに高値 |
厳格な血糖コントロール 降圧療法 |
第3期A (顕性腎症前期) |
持続性蛋白尿 | ほぼ正常 | 厳格な血糖コントロール 降圧療法・蛋白制限 |
第3期B (顕性腎症後期) |
持続性蛋白尿 | 低下 | 厳格な降圧療法 蛋白制限食 |
第4期 (腎不全期) |
持続性蛋白尿 | 著明低下 | 厳格な降圧療法・ 低蛋白食・透析療法 |
第5期 (透析療法) |
透析療法中 | 移植 |
【引用文献】
- ※1糖尿病性腎症に関する合同委員会:日腎会誌 2002;44(1)
参考基準範囲※2
24時間蓄尿 (mg/24時間) |
随時尿 (mg/gCr) |
|
---|---|---|
正常 | <30 | <30 |
微量アルブミン尿 | 30~299 | 30~299 |
顕性蛋白尿 | ≧300 | ≧300 |
【引用文献】
- ※2日本糖尿病学会 科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン[改定第2版(2007)] p77-92
名称 | 包装 | 貯蔵方法 | |
---|---|---|---|
ノルディア®U-ALB | U-ALB抗体液① | 10mL×1 | 2~10℃ |
U-ALBラテックス試液② | 10mL×1 | 2~10℃ | |
ノルディア®U-ALB用 U-ALBキャリブレーターA※ | 2mL×5濃度×1 | 2~10℃ | |
ノルディア®U-ALB用 U-ALBキャリブレーターB※ | 2mL×6濃度×1 | 2~10℃ | |
ノルディア®U-ALB用 U-ALBコントロール※ | 2mL×2濃度×3 | 2~10℃ |
- ※体外診断用医療薬品ではありません。
生化学・免疫 製品一覧
- KL-6
- PIVKA II
- 日立自動分析装置 3500用試薬
- LABOSPECT専用試薬
当ページは、当社製品を適正にご使用いただくため、国内の医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師、臨床検査技師、看護師など)のみなさまを対象に作成したものです。国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。