フィブロネクチンキット
ラピッドチップ fFN
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- ※ご使用に際しては添付文書および取扱説明書をよくお読みください。
ラピッドチップ fFN
切迫早産のマーカー
早産は妊娠37週未満の分娩と定義されています。切迫早産は、早産の危険性が高い状態の事をいいます。
ヒト癌胎児性フィブロネクチンは、妊娠していない婦人や妊娠22週以上で卵膜に障害のない妊婦の腟分泌液中にはほとんど存在しませんが、細菌感染や物理的要因による卵膜の損傷や脆弱化があると腟分泌液中に漏出されるようになり、その検出は卵膜の異常による早産の危険を把握することに役立ちます。
ラピッドチップ fFN(試薬)仕様
薬効分類名 | 体外診断用医薬品 |
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認証番号 | 228ADEZX00006000 |
包装 | ラピッドチップ fFN テストデバイス 20個(付属品 CALカード1枚) |
貯蔵方法 | 2~10℃ |
包装 | ラピッドチップ fFN 検体抽出液① 24回用 |
貯蔵方法 | 2~30℃ |


適用検体 | 頸管腟分泌液 検体採取には専用の検体抽出液①(別売、当社品)付属の綿棒を使用してください。添付文書の検体前処理方法に従って調製した試料を検出に用います。 |
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検体採取・前処理 | |
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試料量 | 120µL |
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反応時間 | 10分 |
判定基準 | ヒト癌胎児性フィブロネクチン濃度が 50.0 ng/mL未満のとき陰性(専用装置表示-) 50.0 ng/mL以上のとき陽性(専用装置表示+) と判定する。 1) 2) |
測定範囲 (参考) |
25.0 ~500 ng/mL 注意:本検査は定性検査であり、定量値は参考値です。 |
測定方法 | イムノクロマト法(金コロイド) |
検出方法 | 専用リーダーで反射光強度測定 |
- 1)Lockwood C.J.,et al:NEJM,325,669(1991)
- 2)一條元彦、他:産婦人科治療 67(2)212(1993)
品名 | 包装 | 貯蔵方法 |
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ラピッドチップ用fFNコントロール | 1mL×2濃度 | 2~10℃ |
- ※体外診断用医薬品ではありません。
ラピッドピア操作方法(動画)
POCT(迅速検体検査) 製品一覧
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