ヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白キット
ラピッドチップ H-FABP
当ページは医療関係者のみなさまを
対象として作成しております。
- ※ご使用に際しては添付文書および取扱説明書をよくお読みください。
ラピッドチップ H-FABP
急性心筋梗塞(AMI)の早期診断マーカー
心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP)は、心筋細胞内に豊富に存在する分子量約15 kDaの可溶性蛋白であり、遊離脂肪酸の細胞内輸送に関与し、心筋細胞へのエネルギー供給に重要な働きを担っています。H-FABPは、心筋虚血による心筋細胞の傷害により容易に血中に逸脱・遊出するため、急性心筋梗塞(AMI)の早期診断マーカーとして有用であることが知られています。
ラピッドチップ H-FABP(試薬)仕様

薬効分類名 | 体外診断用医薬品 |
---|---|
認証番号 | 226ADAMX00211000 |
包装 | テストデバイス 20個(付属品 CALカード1枚) |
貯蔵方法 | 2~10℃ |
適用検体 | 血漿又は全血(EDTA-2Na・EDTA-2K、ヘパリンによる) |
---|---|
検体量 | 120µL |
反応時間 | 10分 |
測定範囲 | 2.0~160 ng/mL |
参考基準範囲 | 6.2ng/mL以下 1) 2) |
測定方法 | イムノクロマト法(金コロイド) |
定量方法 | 専用リーダーで反射光強度測定 |
- 1)田中孝生、他:医学と薬学 37,1367(1997)
- 2)和田 攻、他編著:臨床検査ガイド2013-2014,p.160、文光堂(2013)
品名 | 包装 | 貯蔵方法 |
---|---|---|
H-FABPコントロール | 0.5mL×2濃度×1本 | 2~10℃ |
- ※体外診断用医薬品ではありません。
ラピッドピア操作方法(動画)
POCT(迅速検体検査) 製品一覧
当ページは、当社製品を適正にご使用いただくため、国内の医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師、臨床検査技師、看護師など)のみなさまを対象に作成したものです。国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。